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2010年3月

2010年3月11日 (木)

“飲むだけで痩せる!”は成立するか?

ダイエッターにとって、楽して痩せたい!は永々の願望です。


答えを先に言えばYESですが....果たして、その真相とは?


まず最初に、知っておく基本法則。「エネルギーは形を変えても消滅しない」(エネルギー保存則)という物理学の法則です。エネルギー消費量>エネルギー摂取量としなければ、減量はできません。この法則は生理学においても変わりません。


ただし、生理学では摂取したエネルギーにまつわる様々な生理作用があります。ダイエット成功の鍵は、様々な生理作用をうまく利用して、摂取したエネルギーを、いかに効率よく消費するか、また蓄積させないかを考えることです。これについては、また別の項目で。


さて、本題の“飲むだけで痩せる!”ですが、エネルギー保存則に則って、これを成立させるためには、食事から摂取したカロリーを摂取しなかったことにする、もしくは摂取しない、のどちらかの方法以外はありません。


例えば、下剤のように体内に栄養素が吸収される前に、無理矢理排出してしまう。
食欲をコントロールする薬をのんで、摂取することを制限してしまう。
麻薬などにより、中枢神経に作用して食欲をなくすなど。


いずれも、結果は栄養失調でやせこけていくだけなので、きわめて危険です。
途中でやめたとしても、以前よりも基礎代謝が下がり、痩せにくい太りやすい体になっています。


もっとも、このような症状のでる飲み物は“医薬品”でしか考えられません。
医薬品は医師の処方が必要ですので、肥満症など、明らかに病気である以外手に入れることはできません。


それでは、比較的簡単に手に入るサプリメントでは考えられるでしょうか?
日本ではサプリメントはあくまでも、食品の区分です。食品に医薬品のように強い効果があると大変です。海外でも食品、サプリメント、医薬品はそれぞれ異なる区分にあります。

サプリメントは強い効果がないので、サプリメントなのです。逆に医薬品は、それに含まれる成分が強い作用をもつと同時に、副作用の危険性が常につきまといます。


したがって、ちまたで見かけるダイエット系サプリメントに関しては“飲むだけで痩せる!”は成立しません。


“飲むだけで、体脂肪を排出してくれる○○茶”・・・生理的にありえません。
“一日2000kcalブロックしてくれるサプリメント”・・・2000kcalもブッロックしたら死んでしまいます。


このように、間違った情報にお金を費やすのはやめまて、正しい知識を身につけましょう。楽して痩せる方法は、知識を身につけることです!

2010年3月 8日 (月)

ミオスタチン関連筋肉肥大

筋肥大を強く抑制する成長因子に、ミオスタチン(myostatin)がある。ミオスタチンは、TGF-βスーパーファミリーに属する成長因子で、この遺伝子をノックアウトした(働かなくした)マウスでは、200%を超える筋量の増加が見られる 1)。

ミオスタチンは、主に胎児期での筋繊維の増殖を抑え、出産前の胎児の過剰成長を抑えているものと考えられる。しかし、成体においてもトレーニングによる筋肥大に関与している可能性が高い。実際、力学的負荷によってマウス骨格筋におけるミオスタチン発現量が低下することをしめした 2)。

また最近、ヒト骨格筋においても、長時間のレジスタンス・トレーニング後にミオスタチン遺伝子の発現が低下することが示されている。


参考・引用文献
1) McPherron A et al.;Regulation of skeltal muscle mass by new TGF-beta superfamily member. Nature,387:83-90,1997
2) Kawada S et al.; Myostatin production and localization in mouse skeltal muscle during aging, unloading and reloading after unloading. Exptl Biol Med, 228(6)627-633,2001.


ヒトにおけるミオスタチン関連筋肉肥大の存在が初めて確認されたのは、つい最近の2000年のことで、通常児の2倍の筋肉を持つ赤ちゃんがドイツで発見されたそうです。(ただし、医学文献として報告されたのは2004年)。
その後、ジョンズ・ホプキンス大学の調査研究により、現在ミオスタチン関連筋肉肥大を有する人が世界各国で100人ほど見つかているそうです。

写真:ミオスタチン関連筋肉肥大の牛

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『お酒を飲む時に知っておくダイエットの知識』

、アルコールは、消化吸収を促進させる。栄養素を体に取り込む働きのある、インスリンの分泌を高めます。胃を刺激し、胃酸の分泌を高めます。

→対処法:空腹では飲まない、消化速度の速い炭水化物、カロリーの高い脂質の摂取をさける。


、アルコールは、満腹中枢の働きを抑制する。アルコールの神経を鈍らせる働きにより、満腹までに時間がかかり、通常の食事の2倍も摂取してしまうという報告もあります。

→対処法:飲酒時は、満腹になるまで食事を摂取しない。

、アルコールは、他のエネルギーの代謝効率を下げる。アルコールにもカロリーがあり、それを代謝するのに、ATP、VB群、葉酸など数多くの栄養素を消費します。従って、糖、脂質の代謝に必要な栄養素も奪われていくのです。

→対処法:栄養素は、日頃からサプリメントで補う。


みんなお酒大好き。飲むなと言われると余計に飲みたくなる。飲まないでストレスを溜める、飲んでも後ろめたく感じて、これもストレス。なんてならないように!あくまでもダイエッターの為のお酒との賢いつき合い方。

もちろん飲み過ぎ注意!!様々な疾病との関与も多数報告されています!!病気との関連はお医者様に相談しましょう!!

2010年3月 4日 (木)

『やってはいけないダイエット30の法則』

その1、断食をするな!

基礎代謝1800kcalの人が、24時間絶食をすると、筋肉蛋白(=アミノ酸、以後筋肉)が約75g、脂肪組織(中性脂肪、以後体脂肪)が約160g分解されるといわれています。

単純計算をして7日間で、筋肉が525g、体脂肪が1120g、合計1645g体重が減ります。一週間で1.6kg減量!ダイエット成功!!と喜んではいけません。

減った体重1.6kgのうち、525gが筋肉です。筋肉1kgの消費エネルギーは約30kcalですので、基礎代謝が15.75kcal減少していることになります。

断食前には1800kcalあった基礎代謝が、一週間後には1784kcalになってしまっているのです。

さらに、一日の消費エネルギーに換算(平均x1.6 )すると約25kcalも減少していることになります。
たかが、25kcalと侮ってはいけません。3ヶ月では2250kcalも消費量が違ってくるのです。これがリバウンドの主な原因です。


1週間辛い思いをして断食をし、一時的には体重は減りますが、結果的には、断食前よりも痩せにくい体を作ってしまうのです。しかも、一度落ちた筋肉を戻すには、ハードな筋トレしか方法はありません。


ダイエット成功の鍵は体重を落とすことではなく、いかに筋肉量をキープするかです。


注意:今回は理論上の計算であり、実際には様々な生理作用が複雑に絡み合うことによって結果は変わってきますが、断食で筋肉は減っても、増えることはありません。

2010年3月 3日 (水)

『良いサプリメントを選ぶ為の6つのチェックポイント』

1、 成分が明確に表示されているか?
 パッケージに内容成分が表示されているか確認すること。企業側に都合のいい情報だけしかしるしてない場合もあるので注意深くチェック!インターネット上で詳細な情報を提供している企業もあるので参考にしましょう。製品そのものに自身をもっている企業は情報開示を積極的に行っています。

2、 原材料は何か?
 サプリメントには、自然素材から成分を抽出し、製品化する場合と、自然でない物から合成的に栄養素の分子をつくり、それを成分とした製品があります。
自然素材からつくられたものでも、粗悪品は小麦粉やデンプンなどが素材として使われていたり、人口香料などの、添加物を混ぜていたりするため、アレルギーの原因となる可能性もあります。その結果、品質面で優れていると言いがたい製品になってしまう恐れがあります。
一方、人口生成する場合の例として、ビタミンCは「L—アスコルビン酸」を利用しますが、合成の際に、双児のような立体構造をもつアスコルビン酸ができる可能性もあります。この双児のようなアスコルビン酸は決勝状態の大きさに違いがあり、吸収率や生理活性も異なるようです。人体の代謝活動には利用されないばかりか、悪影響を及ぼすことも考えられます。

3、 余分な添加物が入ってないか?
 本来、サプリメントは必要な栄養をだけでつくるべきです。しかしながら、実際には防腐剤、砂糖、スターチ、塩分、イースト、コーン、ミルク、大豆抽出物、人口香料、合成着色料などの添加物が含まれています。そして粗悪なサプリメントの中には7〜8割がこうした添加物でつくられているものもあります。マルチミネラルの原材料を例に挙げると、マルチミネラルは、セルロースとショ糖脂肪酸エステルが使われます。ショ糖脂肪酸エステルは合成洗剤の主成分として使われていたことがあり、多量に摂取すると下痢をすることもあります。ドロマイト(白雲石)はカルシウムやマグネシウムの原材料になるが、有害な貴金属が混入している可能性があります。ホタテの貝殻をカルシウムの原材料に使っているメーカーもありますが、ドロマイトにしても貝殻にしても天然物ではあるが、普段は人が口にしないものです。人工甘味料であるアスパルテームは脳腫瘍を引き起こす可能性が指摘されています。日本では甘味料として使われるステビアも不妊症や、生殖毒性、とくに精巣への影響が合ったとされ、ヨーロッパなどでは不認証です。

4、 どのような加工法でつくられているか?
 日本の多くのサプリメントは大量生産・低価格化を図るために、製造過程で高温加熱処理することが多い。しかし、摂氏55度以上による加熱処理は大切な栄養素の60%を空中離散させてしまうと言われています。
 本来サプリメントに含まれている天然の栄養素は、酵素によって体内吸収率が促進される。しかし、高温処理するとその大切な酵素が働かなく恐れがある。摂氏37度以上の温度で加工されたものは酵素が壊れてしまい、折角の活性作用が台無しになってしまいます。したがって、良いサプリメントの条件としては、酵素が活性作用を失わない低温処理で、十分な時間をかけて製造されたものといえます。

5、体内で有効に働く工夫がされているか? 
 ただでさえその1粒に含まれる栄養素が少ないのに、吸収される栄養素はさらに微々たるものになります。高品質のサプリメントは体内に十分吸収され、有効活用するよう工夫されています。たとえば、消化・吸収を助ける酵素類を配合し、体内で解ける時間もはっきりと説明しています。また、栄養素は一般的に単独では体内へ吸収されにくく、他の栄養素との相互作用によって、初めて働くようにできている。カルシウムはビタミンDがあって初めて骨へ吸収されます。

6、 製品の品質管理は徹底しているか?
 人間の口に入るものなので、清潔できちんと品質管理されているメーカーの製品を選ぶ必要があります。メーカーによっては製造段階を委託しているところもありますが、その後の製品管理はメーカーの問題です。あくまで製造過程においてしっかりとした品質管理がされているかがポイント。良いサプリメントを見分ける一つの判断材料としては、自社工場にて製造していること、第三者の機関によって定期的な品質管理のチェックをうけていることが挙げられる。
 ほとんどのサプリメントは原材料から製品化され、消費者の手に届くまで1年以上経過していることが多い。大量生産・低価格を実現するには原材料を大量に買い付け、ストックする必要があるから仕方が無いことかもしれませんが、長期保存された原材料は酸化したり、腐ったり、カビが生えることも十分にあり得ます。日本に輸入される果物類と同じように、防腐剤や防カビ材をつかい、さまざまな添加物を加えていては「天然栄養素からつくられたサプリメント」といううたい文句が泣いてしまいます。それだけならまだしも、品質が劣化することさえ考えられる。

サプリメント製品を選ぶ時は、これらのポイントをしっかりチェックし、自分の目的と健康状態に合致した良質なサプリメントを利用するようにしましょう。
効果があってこそサプリメントです。

『サプリメントを利用するための大原則』

サプリメントはあくまでも不足しがちな栄養素を補うものであり、健康を維持する為に最も基本となる物は「食生活」です。毎日サプリメントをとっているから健康でいられると思うのは大きな間違いで、日頃の「食事」こそが健康を維持する大原則です。
 ホールフーズ(未精製・未加工食品)に含まれる微量成分には、まだその働きが判明していないものも多く、それらが健康に大きな影響を与えている可能性も考えられます。サプリメントだけで全ての栄養素がとれるわけではないことを認識しておきましょう。
 まず自分の普段の食事を客観的にチェックしてみることが先決です。そして、不足している栄養素をきちんと把握し、その不足分を補うサプリメントを摂取することです。
 サプリメントは2種類に大きく分けることができます。1つは「日常的にとるべきサプリメント」ビタミン、ミネラルのサプリメントがこれにあたります。ほとんど全ての人にとって必要なサプリメントです。
 ビタミン、ミネラルは本来食事で補給できるはずの栄養素ですが、土壌の悪化により野菜などの素材自体の栄養価が減少しているため、通常の食生活では充十分な量を補うことが出来なくなってきました。 
 2つ目は「体調や目的に応じてとるべきサプリメント」通常の食生活ではとることの出来ない栄養素を各自の体調や目的に応じて補給するサプリメントで、ハーブサプリメントや機能性成分サプリメントがこれにあたります。
 体調、目的に応じてとるサプリメントは、そのときどきの使い分けが必要になります。サプリメントは、たくさん飲めば飲むほど健康になれるわけではありません。大量に飲み過ぎると過剰症になることもあります。
 ハーブは古来より薬草として民間療法に用いられてきたものも多く、ドイツなどでは医師によって詳報されているほどはっきりとした効果を得られるものもあります。しかしハーブ系のサプリメントには効果が強いものもあるので、医薬品ほどではないにしても、副作用的な効果が発現する可能性もあります。使用量や摂取の組み合わせには十分注意が必要です。

『サプリメントを日常的に摂取することの意味』

 1997年、日本人の20代から60代までの約2万3,000人の成人男女の検査を行ったところ、正常または異常があっても日常生活には困らないと判定された健康な人は全体のわずか5%しかいなかった。逆に、異常と判断された人は全体の59%にも及んでいる。当然、異常と判定された人はかなりの高い確率で生活習慣病になるとみて間違いない。
 こうした生活習慣病を予防するには、ビタミンやミネラルを摂取する必要がある。しかしながら、日本ではビタミンやミネラルの必要性があまり理解されていない。また、日常の食事だけでは体に必要ビタミンやミネラルを摂取することが出来ないという知識もまだまだ浸透していないのである。健康に対する意識が高いアメリカでさえも、実は、人口のおよそ3%しかバランスの取れた栄養を取ってないと言われている。
 2005年に改訂された「日本人の食事摂取基準」(厚生労働省)では、成人1日あたりのビタミンCの推奨量は100mgとされているが、実際にはこの推奨量を1日200mgまで増やす必要性も議論されている。しかしながら、これだけの量を食事で補おうとすると野菜や果物をバケツ単位で食べなくてはならない。
しかも、農薬漬けの野菜では栄養価は半減しているし、ビタミンCはストレスに弱く、熱にも弱いという性質があり、多くのストレスにさらされている現代人にとって、ビタミンCを体内にとどめておくのは非常に難しい物がある。
 また、人間の体は年齢とともに消化、吸収、そして代謝などの機能が衰え、食べ物に含まれる栄養素を十分に取り入れることが難しくなっていく。加齢とともに体の中の脂肪が増え、組織での代謝能力が次第に落ち、体の中でいろいろな構造に変化が起きていくのである。
 エネルギーの必要量も減少し、食事の分量も少なくなっていく。となると、必要な栄養も十分に摂取できなくなる訳である。充分な量の栄養素が摂取できないと、体のバランスが崩れ、働きも低下し、その結果、さまざまな障害や病気を引き起こしてしまう。
 したがって、ビタミンやミネラル類をしっかりと摂取するにはサプリメントを積極的に利用することが必要になってくる。
 サプリメントを摂取することは、医学的療法の意味合いよりも予防医学的要素のほうが強く、主な効果としては、人体の自然治癒力を充実させたり、美容、健康の効率的な維持が挙げられる。その結果として、がんが治ったり、手に負えぬアトピー性などのアレルギー症状が改善されたりするのだ。
 こうした理由から、ドラッグストアーやスパーなどで売られている数多くのサプリメント類から自分に合った栄養素を選び、食事で不足しがちなものを日常生活に摂取すれば健康や美容の管理につながり、生活習慣病を予防する最善の方法となる。

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